十勝千年の森/TOKACHI MILLENNIUM FOREST

十勝千年の森では、大自然を体験できる北海道ガーデンの他、ヤギの哺乳体験なども楽しめるファームガーデン、見て食べて楽しめるキッチンガーデンや現代アートの展示、セグウェイに搭乗できる体験ツアーがあります。

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Hokkaido Garden北海道ガーデンとは

北の庭園文化を創造する

北海道ガーデンは、場の特性を活かし、営みと一体となり、時とともに成熟してゆく庭、北の大地にふさわしいスケールの大きな風景を目指しております。北海道らしいガーデンの在り様とは何か。十勝千年の森では、「北の庭園文化」を創造すべく、取り組みを進めていきます。

デザインプロセス

北海道ガーデンは、自然の営力を活かしてデザインを進めていくという姿勢のもと、自然にじっくりと向かい合いながら、その営力を様々な方法で把握し、検討を重ね、時間をかけて整備をしてきました。北海道ガーデンは、整備をして完成ではなく、これから多くの方に利用していただく事で、活動や取り組みがより展開していき、新しい庭園文化を創造することを目指しています。

十勝千年の森ガーデナーズ/ガーデン専門サイト

十勝千年の森ガーデナーズ

庭が大好き庭のことをもっとよく知りたい」という人たちのために十勝千年の森ガーデン専用サイトを立ち上げました。ガーデナーたちの日々の庭仕事や庭で起こるさまざまな出来事をダイアリーに綴ってご紹介していきます。

www.tmf-garden.jp


北海道ガーデン街道

北海道ガーデン街道

北海道の代表的な美しい8つのガーデンが集中している、大雪~富良野~十勝を結ぶ全長約250kmの街道です。いずれのガーデンも北海道独自の気候や景観を生かした個性に溢れ、自然の風景や山並み、アクティビティーを楽しめるとともに、豊かな食も充実した観光ルートです。

www.tmf-garden.jp

Awards「十勝千年の森」の賞歴

「SGD Award 2012」大賞 国際賞(2012)

1981年に設立し、英国内外に1700人の会員を持つ権威ある団体SGD(英国ガーデンデザイナーズ協会)が、毎年、卓越したデザインの庭園とガーデンデザイナーに授賞。その大賞、国際賞に「アースガーデン」、「メドウガーデン」、そしてダン・ピアソンスタジオが選ばれました。審査員からは「出品中(84組)、もっとも美しい庭」「21世紀最良のガーデンデザイン例」との高い評価を受けました。

「日本芝生文化大賞」大賞(2015)

芝生文化の推進や普及、芝生を介する国際交流などに顕著な功績のあった人または団体に、「日本芝草学会」が授ける賞。受賞対象は「アースガーデン」で、北海道初の受賞。

「土木学会デザイン賞」最優秀賞(2017)

公益社団法人土木学会景観デザイン委員会が主催する顕彰制度。自然の営力を生かす手法により、周辺の自然環境との一体化を図った施設の創設、運営が評価され、受賞。

十勝千年の森のアートライン/カムイのサークル | キサラのかけら

Art Lineアートライン

十勝千年の森のアートライン/カムイのサークル | キサラのかけら

カムイのサークル キサラのかけら2002

>Artist/板東優 ( ばんどう まさる)

Artist/板東優 ( ばんどう まさる)/1952年 帯広生まれ

アイヌの伝承に、ホネオップ川のいわれとなった鹿合戦の物語があります。十勝と日高の鹿が長い戦いを繰り広げ、両軍とも疲れ果てたところにカムイ(神)が現れて仲直りさせたそうです。鹿たちはその後、カムイの使者となって十勝と日高を行き来するようになりました。円陣を組んだ石は十勝と日高の鹿、中の石はカムイです。

十勝千年の森のアートライン/時折、形を成す中小210の断片

時折、形を成す中小210の断片2003

Artist/インゴ・ギュンター

Artist/インゴ・ギュンター/1957年ドイツ生まれ

どうぞ覗いてみてください。 窓に打ち付けられた板の隙間に顔を近づけないと、この作品を見ることができないようになっています。

十勝千年の森のアートライン/七つのダイヤモンド

七つのダイヤモンド2008

Artist/ディディエ・クールボ

Artist/ディディエ・クールボ/1967年 フランス生まれ

千年の丘を望む場所にぽつんとひとつ、石碑が立っています。その先から始まる道は丘の上へと続いていて、なにかの入口への案内板のようでもあります。

森に内蔵されるアート

アートディレクション:芹沢 高志

アートディレクション:
P3 art and environment
代表 芹沢 高志

十勝千年の森には、森そのものが持つ潜在力を最大限に引き出すと同時に、わたしたち人間にとっても居心地の良い魅力的な森を形成していこうとする意思がみなぎっています。開拓して征服するのではなく、共生のための開発です。自然界における人間の在り方を考える上で、極めて重要な姿勢であると言えるでしょう。

現代人はとかく時間に追われて日々を過ごしていますが、十勝千年の森にはまた別の、いくつもの時間が流れています。人の都合ではない大自然の森の時間、先住の民や入植して土地を耕した人びとの記憶の時間、さらに空を見上げれば、宇宙が刻む悠久の時があります。

オーストラリアの先住民、アボリジニにはソングラインという歌による地図があります。狩猟採集民として移動生活に必要な水場、狩場、聖地などの位置情報が織り込まれた歌です。十勝千年の森のアートラインには、それぞれの作品を入口として、この土地の多層的な時空風景を読み解くための方向性を指し示す意味が込められています。

この土地を訪れ、たまたまその作品に出会った観客が、この森固有の時間と空間はひとつのものでありながらも、人間との関わりのなかでさまざまな様相に変化することに思いを馳せ、ただひとときの「いま、ここ」と永遠のなかの無数の「いま、ここ」に、思考と感覚の扉を開かせる「ゲート」となることを願っています。

AreaMapエリアマップ

十勝千年の森エリアマップ

印刷用マップ(PDF 337KB)